物語の入り口
主なき土地に、獣たちが動く。
市場の影響で古い土地の所有権が失われ、空いた土地へ霊たちが集まる。そこへ畜生界の勢力も進出し、幻想郷を舞台にした領土争いが動き始める。新しい協力者を得た組長たちの背後には、地獄にいる日白残無の計画があった。
このページでは「東方言えるかな」の画像で紹介した人物を中心に、能力・性格・関係・住まいをたどります。ほかの作品から再び登場する人物や、画像のない登場人物についても、作品の流れに沿って補足しています。
舞台を知ると、人物が見えてくる。
地上へ広がる畜生界の争い
美天・慧ノ子・ちやりは、それぞれ鬼傑組・勁牙組・剛欲同盟に接近する。土地、組織、個人の利害が重なり、同じ相手もルートによって違う立場から見える。登場順や対戦相手も、選んだ主人公によって変わる。
参照:東方獣王園 付属omake・新人物設定 / 東方獣王園 八千慧ルート日本語ゲーム本文 / 東方獣王園 尤魔ルート日本語ゲーム本文
魔法の森・旧血の池地獄・新しい地獄
慧ノ子が暮らした森、ちやりが好んで住む旧血の池地獄、残無が力を持つ地獄は別の場所。旧地獄と今の地獄の区別が、人々の過去や関係を理解する鍵になる。
東方獣王園の人物・能力早見表
名前を選ぶと、その人物の詳しい紹介に移動します。能力の説明と住まい、周囲の人との関係を合わせて読むと、物語での役割も見えてきます。
人数はこのページの個別紹介対象です。全登場人物の総数・新規登場人数という意味ではありません。
一人ひとりの物語
自機・対戦相手/鬼傑組に協力する新勢力
孫美天
そん びてん

妖怪の山の麓にある聖地に関わる猿神。土地を治めていた幽霊を取り込んで変化し、地獄へ落ちる危機にあったところへ八千慧が近づく。鬼傑組はその協力を、地上へ勢力を伸ばす足場にしようとする。
- 登場
- 自機・対戦相手/鬼傑組に協力する新勢力
- 能力
- 野生の猿を操る程度の能力『東方獣王園』付属キャラ設定
どんな能力?
野生の猿を動かす力を持つ。本人は孫悟空の生まれ変わりだと信じているが、それはそう思わされた結果で、正体として確定した説明ではない。
どんな性格?
八千慧を命の恩人と捉え、意欲的に働く。尤魔との会話にも勢いのよさが見え、覚醒したばかりの妖怪らしい活発さがある。自分の立場を支えた話を素直に信じる面も読み取れる。
人物とのつながり表向きは八千慧の仲間だが、幽霊を食べる経緯や紹介にも残無が関わっていた。美天自身が背後の計画全体を知っていたとは明かされていない。
設定をもう少し詳しく
聖地ヤマンバの地がネムノの縄張りと同じ敷地かは不明。また、孫悟空の転生であることも確定していない。
参照:東方獣王園 付属omake・新人物設定 / 東方獣王園 八千慧ルート日本語ゲーム本文 / 東方獣王園 尤魔ルート日本語ゲーム本文
人物一覧へ戻る ↑自機・対戦相手/勁牙組に協力する新勢力
三頭慧ノ子
みつがしら えのこ

魔法の森で長い時を過ごしてきたヤマイヌ。人間だった頃の残無の肉を食べた過去が、終わりにくい命と結びついている。もとは年老いた獣としてひっそり暮らしていたが、残無の声をきっかけに変化する。
- 登場
- 自機・対戦相手/勁牙組に協力する新勢力
- 能力
- 罠を操る程度の能力『東方獣王園』付属キャラ設定
どんな能力?
能力は罠の操作で、手の動きに連動するトラバサミを備える。さらに、宝玉が周囲の穢れを除いて本当の不死に近づいたと説明されるが、宝玉と蓬莱の薬の関係は示されていない。
どんな性格?
長い静かな暮らしから覚醒し、早鬼との出会いで新たな役割を得る。八千慧に対して早鬼の名を挙げる会話には、現在の所属への意識が表れている。
人物とのつながり早鬼からケルベロスになぞらえて評価される。早鬼と慧ノ子の出会いにも残無が手を回しており、過去と現在の両方でその影響が深い。
設定をもう少し詳しく
種族はヤマイヌ。ケルベロスは早鬼がなぞらえた姿であり、三つの頭を持つ本体が確認されているわけではない。
参照:東方獣王園 付属omake・新人物設定 / 東方獣王園 八千慧ルート日本語ゲーム本文
人物一覧へ戻る ↑自機・対戦相手/剛欲同盟に協力する新勢力
天火人ちやり
てんかじん ちやり

血と火をまとい、旧血の池地獄を好んで住みかにする妖怪。普通の生き物の血だけでは満足できず、恨みを伴った血を求めてこの場所へたどり着いた。ほかの者には過酷な環境が、本人には落ち着ける場所になっている。
- 登場
- 自機・対戦相手/剛欲同盟に協力する新勢力
- 能力
- 血と火を操る程度の能力『東方獣王園』付属キャラ設定
どんな能力?
血と火を扱う能力を持つ。姿や吸血の印象からチュパカブラと呼ばれるが、本人はその呼び方に不満を持つ。ムジナだという話も、確定した正体としては記されていない。
どんな性格?
もともとは地上の争奪戦に関心が薄く、自分に合った環境で過ごしていた。気の合う尤魔が楽しげに動くことで、本人も騒動へ興味を向けるようになる。
人物とのつながり残無とは以前から面識があり、その紹介を通して尤魔と知り合う。似たところのある二人はすぐ打ち解け、剛欲同盟の側で行動するつながりが生まれた。
設定をもう少し詳しく
チュパカブラは周囲からの呼び名で、本人は不満を持つ。種族名として確定した呼称ではない。
参照:東方獣王園 付属omake・新人物設定 / 東方獣王園 八千慧ルート日本語ゲーム本文 / 東方獣王園 尤魔ルート日本語ゲーム本文
人物一覧へ戻る ↑自機・対戦相手/人や霊を地獄へ誘う役目
豫母都日狭美
よもつ ひさみ

地獄へ近づく者を言葉巧みに誘い、逃げようとすれば追い続ける黄泉醜女。恐ろしさは力任せの攻撃だけでなく、相手が自分からついて来るように話を運ぶところにもある。
- 登場
- 自機・対戦相手/人や霊を地獄へ誘う役目
- 能力
- 絶対に逃さない程度の能力『東方獣王園』付属キャラ設定
どんな能力?
追う相手を逃さないことが能力として示される。地獄へ連れて行った人数に応じて報酬を受け取るため、追跡と勧誘は日常の仕事にも結びついている。
どんな性格?
報酬を分けると約束して誘い、実際に分配する場合もある。そのため連れて行かれた者から一律に嫌われるわけではない。一方、予定より多く地獄へ送るので閻魔に警戒されている。
人物とのつながり残無を一方的に慕い、協力しすぎて計画の邪魔になることもある。人を思いどおりに動かす残無にとっても、日狭美は扱いきれない数少ない相手である。
設定をもう少し詳しく
残無への思いは一方的に描かれ、互いに恋人であるとは確認されていない。また、能力の具体的な限界も詳しくは明かされていない。
自機・対戦相手/異変を裏で動かす地獄の実力者
日白残無
にっぱく ざんむ

人間の破戒僧として戦国の時代を生き、その後に鬼へ変わった人物。霊を取り込む行為を救いと考え、人としての命を離れた。自ら地獄へ向かい、能力だけでなく話術によって大きな信頼を得た。
- 登場
- 自機・対戦相手/異変を裏で動かす地獄の実力者
- 能力
- 虚無を操る程度の能力『東方獣王園』付属キャラ設定
どんな能力?
虚無を扱う力を持ち、八千慧ルートの結末では意欲が失われることと結びつけて語られる。ただし、存在も歴史も無制限に消せる万能能力とするほどの具体的な範囲は示されていない。
どんな性格?
相手の思惑を読んで動かす知的な支配者。鬼たちと畜生界の勢力が地上で大戦争を始めることを避けようとするが、その方法には自分の管理下へ収める意図も含まれる。
人物とのつながり三つの動物霊組織へ新しい協力者を結びつけ、争いの形を誘導する。日狭美には慕われるものの、いつも狙いどおりには動いてもらえない。
設定をもう少し詳しく
地獄で強い影響力を持つものの、閻魔やヘカーティアと同じ役職ではない。地獄のあらゆる制度を一人で統括するとは説明されていない。
参照:東方獣王園 付属omake・新人物設定 / 東方獣王園 八千慧ルート日本語ゲーム本文
人物一覧へ戻る ↑人物の関係から、物語を読む
読む前後に、気になること
画像の能力名と本文が違う場合は?
動画用カードには短縮した言い方や、別作品での表記が含まれます。本文は参照資料の能力名を示し、確認できた違いを画像の下や紹介欄で補足しています。
登場したステージが、その人の家なの?
必ずしも同じではありません。自宅・活動拠点・出会う場所を分けて記載しています。所在地が分からない場合に、ステージ背景から家の場所を作ることはしていません。
背景イラストは公式の風景?
いいえ。このブログのために新しく制作した二次創作です。舞台の雰囲気を楽しむ絵としてご覧ください。建物の構造や位置関係を示す公式資料ではありません。
名前から、次の物語へ。
誰と暮らし、何を守り、どんな力を使うのか。
つながりが分かると、あの一枚のイラストが
幻想郷への入り口になります。
参考資料・出典とクレジット
公式サイトと、原作付属文書・書籍の転載先を区別して参照しています。THBWiki・Touhou Wikiは非公式サイトです。書籍の作中人物による推測や証言を、無条件の確定設定にはしていません。全資料の現物照合・全ルートの実機確認を行ったという意味ではありません。
- 原作付属文書の非公式転載(THBWiki)東方獣王園 付属omake・新人物設定 ↗
- 公式販売ページ東方獣王園 公式Steam販売ページ ↗
- 原作会話の非公式転載(THBWiki)東方獣王園 八千慧ルート日本語ゲーム本文 ↗
- 原作会話の非公式転載(THBWiki)東方獣王園 尤魔ルート日本語ゲーム本文 ↗
原作:東方Project/上海アリス幻樂団・ZUN。黄昏フロンティア制作の公式作品および公式書籍も出典に沿って参照。
画像:本ブログ制作者が動画用にAIで制作した人物イラストと、本記事用にAIで制作した風景。公式立ち絵・公式MVの画像ではありません。
きっかけとなった楽曲:森羅万象 × ちょこふぁん「東方言えるかな」。非公式の人物紹介記事です。
